計画外停止率の計算方法|突発停止の割合と改善の進め方
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- 設備停止管理
作業の前には、必ず電源を遮断し、社内の安全手順(ロックアウト・タグアウトなど)に従ってください。この記事は一般的な情報です。機器ごとの正式な手順や仕様は、取扱説明書とメーカーの案内を優先してください。
故障や設備異常による突発停止が、予定していた稼働時間のどれくらいを占めたかを見る指標が計画外停止率です。計画停止と突発停止を分けることで、故障による生産への影響を追いやすくなります。
計画外停止率の計算式
計画外停止率(%)= 計画外停止時間 ÷ 予定稼働時間 × 100
予定稼働時間が400時間、故障などの計画外停止が8時間なら、8 ÷ 400 × 100 = 2%です。停止を除いた予定時間は392時間となります。計画外停止率計算ツールで計算できます。
停止時間と予定時間の定義を決める
停止時間は、設備停止の検知時刻から復旧確認までなど、現場で記録できる開始・終了条件を決めます。計画保全や休憩、段取り替えを分子に含めるかどうかも統一してください。この指標では、計画外停止だけを分子に含める定義です。
予定稼働時間は、対象設備が生産計画上稼働する予定だった時間を使います。操業カレンダーの変更や休止日をどのように扱うかを記録し、比較対象の期間で同じルールを使います。
停止率だけでなく回数と長さを見る
停止率が同じでも、短い停止が頻発している設備と、長時間停止が一度発生した設備では対策が異なります。停止回数、1回あたりの時間、故障モード、発生条件を一緒に記録すると、繰り返し故障か復旧遅れかを切り分けやすくなります。
計画外停止が増えたときは、対象設備、部位、製品、運転条件ごとに傾向を比べます。停止原因が不明なまま「その他」にまとめると、重点対策を選びにくくなるため、現場で確認できた事実と推定を分けて記録します。
稼働率との違い
計画外停止率は、突発的な停止時間の割合に焦点を当てた指標です。稼働率やOEEは、設備が使える状態にある時間や、性能・品質のロスも含めて評価する場合があります。式や対象時間の定義を確認せずに、別の指標と直接比較しないでください。稼働率計算ツールとMTBF・MTTRの解説も参考になります。
よくある質問
計画保全中の停止時間は含めますか?
計画外停止率では、計画された保全停止は分子に含めない定義です。別途、計画停止時間として記録し、全体の稼働状況を評価する際に確認してください。
停止の原因が分からない場合はどうしますか?
原因を断定せず、発生時刻、設備状態、アラーム、復旧までの行動など確認できた情報を残します。後日原因が判明した場合は記録を更新します。
参照したマニュアル
- 保全屋の備忘録「設備計画外停止率計算」の入力条件・計算式。計画停止と予定稼働時間の定義は自社の稼働記録ルールに従ってください。
よくある質問
計画保全中の停止時間は含めますか?
計画外停止率の分子には含めず、計画停止として別に集計します。