保全屋の備忘録現場の保全メモと、すぐ使える計算ツール

予備品の在庫日数とは?計算式と調達リードタイムとの比較

機種・シリーズ
予備品管理

作業の前には、必ず電源を遮断し、社内の安全手順(ロックアウト・タグアウトなど)に従ってください。この記事は一般的な情報です。機器ごとの正式な手順や仕様は、取扱説明書とメーカーの案内を優先してください。

予備品の現在庫が、通常の使用量で何日分に相当するかを示すのが在庫日数です。調達にかかる日数と比べると、補充が間に合うかを考える手掛かりになります。

予備品在庫日数の計算式

在庫日数(日)= 現在庫数 ÷ 1日あたりの平均使用量

現在庫が42個で、1日平均2個を使う場合、42 ÷ 2 = 21日分です。予備品在庫日数計算ツールで計算できます。

調達リードタイムと比較する

在庫日数が調達リードタイムより短い場合、納品前に在庫が不足する可能性を確認するきっかけになります。ただし、直ちに欠品が決まるわけではありません。発注残がいつ入るか、使用量の変動、代替品、他倉庫在庫を確認します。

平均使用量は対象期間と生産条件をそろえて算出します。設備の一斉整備や故障交換のような臨時出庫があった場合は、通常消費に混ぜるか別に扱うかを決めます。使用実績が少ない部品では、平均値が実態を表さないことがあるため、設備の重要度と故障時の影響も見ます。

在庫日数だけで発注を決めない

在庫日数は、現在庫がどれだけ持つかを示す単純な目安で、納期のばらつきや安全在庫を直接反映しません。発注点を管理する場合は、予備品発注点計算で平均使用量、調達期間、安全在庫を合わせて検討してください。

在庫が多い場合も、使わない部品を単純に処分する前に、対象設備、互換性、供給終了の可能性、保全時の必要数を確認します。部品番号や代替品情報、棚卸日を記録して、帳簿在庫と実在庫の差を定期的に直します。

よくある質問

在庫日数が納期より短いと必ず欠品しますか?

必ずとは限りません。発注残、使用量変動、代替部品、他拠点在庫などによって状況が変わります。

平均使用量がゼロの部品はどう計算しますか?

ゼロで割ることはできません。使用頻度ではなく、欠品時の影響、調達難易度、設備の重要度をもとに保有方針を決めます。

参照したマニュアル

  • 保全屋の備忘録「予備品在庫日数計算」の入力条件・計算式。実在庫と出庫記録を定期的に照合してください。

よくある質問

在庫日数が納期より短いと必ず欠品しますか?

必ずではありません。発注残、使用量変動、代替部品、他拠点在庫などを確認します。

同じトピックの記事

生産数量あたり保全費の計算方法|製品1個の設備保全コスト保全のノウハウ ・ 保全費管理 ・ 2026年10月12日生産数量あたり保全費を計算する式と例を紹介。保全費に含める費目、製品構成や稼働時間が異なる場合の比較上の注意点をわかりやすく解説します。
読む
計画外停止率の計算方法|突発停止の割合と改善の進め方保全のノウハウ ・ 設備停止管理 ・ 2026年10月12日計画外停止率の計算式と具体例を解説。予定稼働時間と突発停止時間の定義をそろえ、故障頻度や停止時間の推移から改善対象を見つけます。
読む
予備品の発注点の計算方法|使用量・納期・安全在庫で決める保全のノウハウ ・ 予備品管理 ・ 2026年10月12日予備品発注点を平均使用量、調達リードタイム、安全在庫から計算する方法を解説。発注残や最小ロットも考慮した補充判断のポイントを紹介します。
読む
FMEAのRPN(リスク優先数)とは?計算式と評価の注意点保全のノウハウ ・ FMEA ・ 2026年10月12日FMEAのRPNを重大度・発生度・検出度から計算する方法を具体例で解説。評価尺度の統一、対策前後の比較、RPNだけに頼らないリスク判断を紹介します。
読む

計算ツールを探す